五(five)ピンク

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商品紹介

山口県岩国市で150年以上の歴史を刻む酒井酒造。代表銘柄「五橋(ごきょう)」を通じて、伝統と革新のバランスを追求し続ける老舗酒蔵です。代々受け継がれてきた技と、時代に合わせた挑戦心。そのどちらも大切にする姿勢が、多くの日本酒ファンを魅了し続けています。

そんな酒井酒造から誕生した一本が、「五(five)ピンク」。
このお酒には、今の酒井酒造の“挑戦と遊び心”がぎゅっと詰まっています。

伝統的な生酛造り、木のぬくもりを感じる木桶仕込み、そして火入れを一切行わない生酒という贅沢な造り。どれも手間のかかる方法ばかりですが、それだけに、この一本が持つ生命力や奥行きは格別です。そして仕上がりは意外にも華やかで、やさしくて、親しみやすい。見た目のシンプルさからは想像できない、味わいの豊かさが待っています。

基本情報

  • 銘柄:五(five)ピンク
  • 製造会社:酒井酒造株式会社
  • 使用米:ー
  • 精米歩合:45%
  • アルコール度:16度
  • 日本酒度:ー
  • 特定名称:純米大吟醸
  • 酵母:ー
  • 杜氏:ー
  • 製造日:2025.02
  • 内容量:720ml
  • 価格:¥2145(税込)

テイスティングシート

*個人の感想です

外観(清澄度)

透明感がある霞んだ濁った
その他

外観(濃淡)

無色に近い淡いやや淡い
やや濃い濃い
その他

外観(色調)

クリスタルゴールドシルバー
グリーンイエロートパーズ
オレンジブラウン
その他

香り(第一印象)

若々しいさわやかな華やかな
ふくよかな芳醇なおだやかな
熟成香を感じるその他

香り(特徴)

グレープフルーツりんご洋梨
白桃バナナメロン
パイナップルマスカットライチ
スイカズラスミレアカシア
菩提樹セルフィーユ青竹
新緑紅茶月桂冠の葉
ヒノキ香木ゴボウ
挑戦人参マッシュルーム椎茸
丁子シナモンビターチョコ
クルミアーモンド
炊いた米つきたての餅上新粉
白玉団子杏仁豆腐生クリーム
サワークリームヨーグルト発酵バター
クリームチーズ粘土腐葉土
石灰カラメルコーヒー
醤油ヨード香蜂蜜
スモーク香カビタマネギ
熟成チーズその他

味わい(第一印象)

軽いやや軽いやや強い
強いその他

味わい(甘味)

弱い上品なまろやかな
ふくよかな強い
その他

味わい(酸味)

爽やかな優しい丸みがある
なめらかなきめ細かいシャープな
しっかりとした力強い
その他

味わい(苦味)

控えめ穏やかなコクを与える
旨味がある強い
その他

味わい(バランス)

スムースなハツラツとしたドライな
まろやかなねっとりとしたコンパクトな
フラットな芳醇な厚みのある
力強いその他

味わい(余韻)

短いやや短いやや長い
長いその他

テイスティングコメント

*個人の感想です

グラスの中に広がるのは、透明感のある静かなきらめき。色はほとんどないのに、なぜか印象に残る。光の加減でふんわり銀色に見えるその様子は、まるで何かのはじまりを予感させるよう。派手じゃないけど目を引く、そんなタイプ。

香りは、一言でいうなら“やさしくて気持ちいい”。フレッシュな果物のニュアンスが次々と浮かんできます。青りんごのシャキッとした軽快さ、バナナのとろっとした甘い気配、そこにふわっと混ざるのは、深呼吸したくなるような自然の香り。複雑なのにスッと入ってくる、ちょうどいいバランス感。どこか奥の方に、昔ながらの手間をかけた酒造りならではの、ふくよかで落ち着いた表情が見え隠れするのも魅力。

味わいは、ゆったりとしたリズムで広がります。まろやかな甘みがやさしく寄り添いながら、なめらかな酸が全体を引き締めてくれる。そして、ほどよい苦味が味に奥行きをもたせて、飲みごたえのある印象を残していく。飲むたびに舌の上で表情を変えるような、その立体感が面白い。きれいでいて、どこか“芯”を感じるのは、伝統的な木桶と生酛による造りのなせる技かもしれません。

気がつけば、自然と次の一杯へと手が伸びる。軽やかだけど単調ではなく、飲み進めるほどに好きになっていくタイプ。料理との相性も良さそうで、特別な日だけでなく、なんでもない日常にも寄り添ってくれる懐の深さがある。

日本酒は難しくなんてない。ただ、こんなにおもしろい。
「五(five)ピンク」は、そのことをまっすぐに教えてくれる一本です。

お酒を呑み終えて

YOMOYAMA NAGANO 名古屋のボランティア、今年はほんとタイミングが命でしたね。
2年前とは打って変わって、今回は「迷ってるヒマなんてない!」というスピード勝負。でも私はありがたいことに、開始前から「絶対行くぞ!」と決めていて、スタートと同時に申し込んだので、見事すべり込み成功!これはもう、タイミングが完璧にハマった瞬間でした。

その一方で、ちょっとアンラッキーだったのが、今週行く予定のアドベンチャーワールドのパンダ。
のんびり屋外でゴロゴロしてる姿を楽しみにしてたんですが、まさかの予定より早く屋内展示に切り替わるという知らせが…。行くタイミングがばっちり合えば見られたのに、今回はわずかにズレた感じで、これはもう、ちょっと運がなかったですね(笑)。

でもこの対照的な出来事を振り返って思ったのは、「日本酒との出会いも、結局“タイミング”なんだよなぁ」ってこと。
たまたま入ったお店で出会った一本が心に残ったり、なんとなく手に取った銘柄が今の気分にぴったりだったり。狙っても届かないこともあるし、期待してなかったのに“運命の一本”に出会うこともある。

YOMOYAMAみたいに狙い通りに決まると嬉しいし、パンダみたいにうまくいかないことがあっても、それもまた旅の味わい。
どんなタイミングで出会ったとしても、「今の自分」に寄り添ってくれるのが日本酒の面白さなんだろうな、なんて思ったりしてます。

さて、来週の和歌山、パンダが屋内でもゴキゲンでいてくれることを願いつつ、その夜に飲む一杯は、どんな味に感じるのか…今から楽しみです。

・20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
・お酒は適量を守ってお楽しみください。
・妊娠中や授乳期の飲酒は胎児・乳児の発育に悪影響を与える恐れがあります。

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