YOMOYAMA NAGANO 2025 in 東京

目次

はじめに

長野県の酒蔵が一堂に会する、日本酒ファン待望の試飲イベント「YOMOYAMA NAGANO in 東京」。

会場には、県内各地から集まった酒蔵の代表や蔵人がずらり。なんと、すべてのブースで直接話を聞きながら日本酒を試飲できるという、まさに“酒好きの楽園”のようなひとときでした。

普段はなかなか出会えない限定酒や新商品、そして蔵元の想いが詰まった定番酒まで、多彩なラインナップを目の前にして、胸の高鳴りが止まりません。

一杯一杯に込められたストーリーを、蔵人の生の声で聞けるのもこのイベントならではの醍醐味です。

この記事では、そんな「YOMOYAMA NAGANO in 東京」の魅力を、現地での体験とともにたっぷりご紹介します。これから参加を検討している方や、日本酒の新たな出会いを求めている方の参考になれば嬉しいです。

会場の詳細

「YOMOYAMA NAGANO in 東京」の会場は、浅草ビューホテル(台東区西浅草3丁目17-1)。

最寄り駅からのアクセスも良く、観光地・浅草の中心にあるホテルでの開催ということもあり、イベントにふさわしい落ち着きと賑わいがありました。

開催日は5月12日(月)

イベントは1部・2部の完全入れ替え制で、それぞれの部に業界関係者と一般参加者が同じ会場内で参加するスタイル。ただし、業界関係者のほうが1時間早く入場できる仕組みになっています。

  • 【1部】酒販店・飲食店:12:00〜15:00 / 一般:13:00〜15:00
  • 【2部】酒販店・飲食店:16:00〜19:00 / 一般:17:00〜19:00

私は2部(一般)に参加しました。
17時少し前に到着したところ、すでに受付は始まっていましたが混雑はなくスムーズに入場。リストバンドの装着も含め、受付周りでストレスを感じることはありませんでした。

クロークも完備されていて、荷物を預けて身軽に回れるのは非常に助かります。

受付では、会場内ブースの見取り図(紙)が配布され、どの酒蔵がどこにあるかが一目で分かるようになっていました。また、会場入り口には大型の見取り図パネルも設置されており、全体を把握してから回れるのも親切なポイントです。
会場内は、ブース間や通路幅が広めに確保されていて、動きやすい設計になっていました。とはいえ、人気のあるブースの前にはやはり人だかりができ、会場は大きな熱気に包まれていました。
グラス片手に真剣な表情で話を聞く参加者や、お気に入りの1杯を見つけて盛り上がる人々の姿に、日本酒イベントならではの一体感が感じられました。

印象的だったおすすめ3選

イベントに参加するたびに、私は過去にボランティアでお世話になった酒蔵さんたちへご挨拶に伺っています。

イベントの場でしかお会いできない方ばかりですが、毎回ちゃんと顔を覚えていてくださっていて、本当に嬉しく、温かい気持ちになります。こうして日本酒の世界で生まれる“人とのつながり”も、イベントの大きな魅力のひとつだと改めて感じました。

今回、長野県の中でもトップクラスの人気を誇る「岡崎酒造」さんは残念ながら出展なし。会えるのを楽しみにしていたので少し寂しさもありましたが、その分、新たな出会いや発見もたくさんありました。

ここでは、今回私が試飲した中から、特に印象的だったおすすめ銘柄を3つご紹介します。

1. バナナの衝撃!西飯田酒造店『ひとそべり 極バナナ』

今回、個人的に一番の衝撃を受けたのがこの一本。
西飯田酒造店の『ひとそべり 極バナナ』という銘柄で、名前の通りまさにバナナ!
水とお米だけで造られているのに、飲んだ瞬間ふわっと広がる完熟バナナの香りと味わいは、まるで脳がバグを起こしたかのような体験です。
日本酒の可能性の広さ、そして遊び心を改めて感じさせてくれる一本でした。

2. 古くて新しい造りに注目!丸世酒造店

丸世酒造店は、全国的にも珍しい「もち米四段仕込み」を行っている酒蔵。
この手法は日本古来の伝統的なものですが、ここで造られるお酒は決してクラシックな味わいではなく、低アルコールでモダンな仕上がり。
さらに、長野県が開発した酵母を使い分けるなど、造り手のこだわりが光ります。
「全部飲み比べてこそ面白い!」と思える、見逃せないブースでした。

3. KEG提供酒は飲食店気分で楽しめる

このイベントは、飲食店関係者も多く訪れる場でもあるため、KEG(ケグ)容器で出品している酒蔵も見られました。
KEGとは、簡単に言うと樽詰めのようなもので、空気に触れずに新鮮な状態でお酒を提供できるシステム。
搾りたての風味が保たれるため、“その場で飲む”価値がとても高いアイテムです。
居酒屋などの一部店舗では見かけることもありますが、家庭ではなかなか体験できないので、KEGで提供されているブースは要チェック。飲めるチャンスがあるなら、絶対に味わっておきたいところです。

イベントを楽しむコツと注意点

YOMOYAMA NAGANOは、参加者それぞれが自分なりのスタイルで楽しめる日本酒イベントです。

会場には想像以上にたくさんの銘柄が並び、すべてを試飲するのは現実的ではないほどのボリューム。

そのため、自分に合ったペースで回ることが大切です。

たくさんのお酒を試すのもいいですが、ふだん直接会うことができない蔵人さんや杜氏さんとお話できるのもこのイベントならではの魅力。

製造秘話やお酒に込めた想いなどを聞くことで、その一杯の味わいもきっと深まるはずです。ぜひ気になるブースでは一言声をかけてみてください。

また、会場には「和らぎ水(やわらぎみず)」が用意されています。これは、飲酒の合間に水を飲むことで味覚をリセットし、酔いすぎを防ぐためのもの。こまめに水を取りながら、無理のないペースで日本酒を楽しみましょう。

事前準備も大事!

  • 食事は事前に済ませておくのがおすすめです。
    会場内では試飲のみで、食事の提供はありません。空腹のまま飲むのは酔いやすく、体調を崩す原因にもなります。
  • 気に入ったお酒はスマホでメモ or 撮影を!
    会場ではお酒の販売は行われていないため、後日購入したい場合は必ずメモや写真で記録を残しておきましょう。「あのお酒、何だったっけ…」とならないように!
  • 会場マップは必ず手に入れておこう。
    ブース数が多く、人気の蔵も集中しやすいので、受付で配布されている見取り図(マップ)は回るための必須アイテムです。事前に気になる酒蔵をチェックしておけば、より効率よく動けます。
  • 物販で過去のボランティアTシャツも販売中。
    お土産や記念にぴったりなTシャツも販売されているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

まとめ、イベントを終えて

いや〜、今回もめちゃくちゃ楽しかったです「YOMOYAMA NAGANO in 東京」。

長野の酒蔵さんたちが一堂に会するなんて、日本酒好きにはたまらないイベント。
お酒も人との出会いも最高で、時間が経つのがあっという間でした!
毎回ご挨拶している酒蔵さんに会えたり、衝撃の「極バナナ」に出会ったり、KEGでしか味わえないお酒を飲めたり……
イベントのたびに新しい発見があるのが、YOMOYAMAのすごいところなんですよね。

ちなみに今回、楽しすぎてブログ用の写真がぜんっぜん撮れていませんでした(笑)
KEGの容器とか、会場の熱気が伝わる写真とか、あとで見返して「もっと撮っとけばよかった〜!」とちょっと反省…。
次回は写真もしっかり記録しつつ、楽しむのとバランス取りたいところです(できるかな…笑)

あと今回は岡崎酒造さんの出展がなかったのがちょっと残念だったんですが、なんと!
岡崎さんご本人は会場にいらっしゃいました!
しっかり「来年はぜひ出展してください〜!」とお願いしておきましたので、来年の楽しみにしておきましょう。

こんなふうに、日本酒を通じて「人」に触れられるイベントって貴重だし、心がほっこり温かくなるんですよね。
気になる方は、ぜひ次回のYOMOYAMA NAGANO、チェックしてみてください!
きっと「あの1杯」が、あなたを待ってますよ〜🍶✨

▼YOMOYAMA NAGANOは今年あと3会場で開催されます!

  • 7月16日(水) 名古屋会場(ホテルグランコート名古屋)
  • 8月20日(水) 福岡会場(オリエンタルホテル福岡)
  • 9月25日(木) 長野会場(ホテルメトロポリタン長野)

\ どの会場も魅力たっぷり! /
ちなみに、会場ごとに出展する酒蔵が異なるので、
「この酒蔵の日本酒、飲んでみたい!」という方は、事前に公式ホームページで出展リストをチェックしておくのがオススメです◎

最新情報はコチラからどうぞ👇

▶︎ 長野県酒造組合 公式サイト

・20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
・お酒は適量を守ってお楽しみください。
・妊娠中や授乳期の飲酒は胎児・乳児の発育に悪影響を与える恐れがあります。

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