YOMOYAMA NAGANO 2023 in 名古屋

目次

イベント情報

<主催>
長野県酒造組合

<開催日>
2023年7月27日(木)

<時間>
酒類卸、小売業従事者・・・・13:00〜18:00
飲食店従事者、一般の方・・・15:00〜18:00
ボランティアスタッフ・・・・11:30〜18:00(+少し片付け作業)

<会場>
ANAクラウンプラザホテル グランコート名古屋

<入場料>
入場料:3000円
ボランティアスタッフ:無料

イベント内容

長野県は全国でも酒蔵の数が非常に多い地域で、広大な地域であり、その地域ごとに風土や気候が異なり、酒蔵ごとにそれぞれ特徴ある銘酒を醸し出しています。
その様な長野県の酒蔵が一堂に会して、蔵人のプレゼンテーションのもとで試飲を楽しめるイベントがYOMOYAMA NAGANOです。

イベントの楽しみ方

西之門信州亀齢山三夜明け前真澄七笑十六代九郎右衛門大信州・etc・・・(順不同)
一度は聞いた事がある酒蔵や銘柄が沢山あるので、どの酒蔵に行こうか、どのお酒を試飲しようか迷います。

各酒蔵さんが5〜6種類の試飲酒を持ってきているので、普通なら気になる酒蔵さんのお酒を飲み比べがベタだとは思いますが、その様な飲み比べなら出来る機会はあると思います。

なので、長野県の酒蔵に特化したこのイベントならではの楽しみ方を3つ紹介します。

  • G1長野ブースの活用!
    原料の米・水を長野県産にするのはもちろんの事、製造から瓶詰めまでを長野県で行うことを基準としている、お酒を各酒蔵から集めたブースです。
    まずはココで長野県の日本酒を堪能
  • 酒米&蔵の個性を楽しむ!
    長野県は酒蔵も多いですが、酒造好適米生産量も多い県で、長野県で誕生した酒造好適米も多くあります。
    美山錦・ひとごこち・金紋錦・しらかば錦・たかね錦・山恵錦などが長野県生まれの酒米です。
    そこでオススメなのが、同じ酒米を使った酒蔵違いの飲み比べです。
  • テロワールを楽しむ!
    ブースの並びもランダムではなく、地域ごとに並んでいるので、テロワールの違いを見つけやすいと思います。
    なので、地域も意識されると面白い発見があるかも!?

会場の各所に和らぎ水も設けられているので、随時活用して行きましょう。

ボランティアスタッフ体験記

イベント当日、私はボランティアスタッフとして参加しました。早めに昼食を済ませて会場入りし、オリジナルTシャツを身に着けて準備万端。会場は多くの蔵人やボランティアスタッフで賑わっており、期待感が高まります。

酒蔵ごとにブースが設けられ、それぞれのブースには多種多様なお酒が並びます。ちなみに、配属先の酒蔵は指定できないので、ランダムで配属されます。

特筆すべきは、各蔵のブースには蔵人が常駐していることです。彼らは自らの酒蔵について情熱を持って語り、その背後にある物語や工夫、こだわりについて熱く語ってくれます。お酒そのものだけでなく、酒蔵の歴史や製法、地域の特性などについても学ぶことができ、参加者たちはそれぞれのブースで酒蔵の一端に触れることができました。

ボランティアスタッフの主な仕事は、お酒を注ぐ事です。味わいや魅力について尋ねられる事もありますが、そこは蔵人さんにバトンタッチ。蔵人さんが話しに注力できるように黒子に徹する事です。

会の中盤では、IWCの受賞発表会があり、長野県のレベルの高さを知ることにもなりました。2023年のチャンピオンサケは湯川酒造店さんの「十六代九郎右衛門 純米吟醸 美山錦」でした。

イベント終盤には、ボランティアスタッフも試飲を楽しむことができました。これまで注いでいたお酒を自ら味わうことで、より深く理解し、感じることができました。また、他の酒蔵のお酒も試飲することで、さらに幅広い視野を持つことができました。

まとめ

集まった酒蔵が50蔵、それぞれ持ち寄った日本酒が4〜6銘柄、少なく見積もっても200銘柄以上。その全てを試飲するのは難しいので、目的や楽しみ方を決めてから巡るのがいいと思います。

このYOMOYAMAを通じて、長野県の酒文化に触れる貴重な機会を得ることができました。地域ごとの個性豊かなお酒や、長野県生まれの酒米、その背景にあるストーリーに触れることで、より深く理解し、尊重することができました。今後も、このようなイベントに積極的に参加し、日本の酒文化を広めていきたいと思います。

あと、本当においしいお酒だらけなので、飲み過ぎ注意です。

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