羽根屋PRISM

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商品紹介

富山県の富美菊酒造が手がける「羽根屋 純米吟醸 PRISM 究極しぼりたて」。その名の通り、搾りたての瞬間を閉じ込めた生酒であり、鮮度の極みを味わえる一本だ。グラスに注げば、クリスタルシルバーの澄んだ輝きが目を引き、無色に近い透明感が酒の純粋さを物語る。

ひとたび香りを感じれば、グレープフルーツの爽快さや洋梨・白桃のやわらかな甘みが織りなす、フルーティーで奥行きのあるアロマが広がる。そこにメロンの瑞々しさや新緑のような清々しさが重なり、しぼりたてならではのフレッシュな息吹を感じさせる。

口に含めば、ふくよかな甘みとシャープな酸が繊細なバランスを描き、ほのかな苦みが味わいに深みをもたらす。豊潤で厚みのある飲みごたえがありながら、軽やかに流れる余韻が心地よく続く。まるで七色の光彩が交差するプリズムのように、一瞬ごとに異なる表情を見せる究極のしぼりたて。その変化を楽しみながら、日本酒の無限の魅力に浸ってほしい。

基本情報

  • 銘柄:羽根屋PRISM
  • 製造会社:富菊酒造株式会社
  • 使用米:富山県産五百万石
  • 精米歩合:60%
  • アルコール度:16度
  • 日本酒度:ー
  • 特定名称:純米吟醸
  • 酵母:ー
  • 杜氏:ー
  • 製造日:2024.12
  • 内容量:720ml
  • 価格:¥2100(税込)

テイスティングシート

*個人の感想です

外観(清澄度)

透明感がある霞んだ濁った
その他

外観(濃淡)

無色に近い淡いやや淡い
やや濃い濃い
その他

外観(色調)

クリスタルゴールドシルバー
グリーンイエロートパーズ
オレンジブラウン
その他

香り(第一印象)

若々しいさわやかな華やかな
ふくよかな芳醇なおだやかな
熟成香を感じるその他

香り(特徴)

グレープフルーツりんご洋梨
白桃バナナメロン
マスカットライチスイカズラ
スミレアカシア菩提樹
セルフィーユ青竹新緑
紅茶月桂冠の葉ヒノキ
香木ゴボウ朝鮮人参
マッシュルーム椎茸丁子
シナモンビターチョコ
クルミアーモンド炊いた米
つきたての餅上新粉白玉団子
杏仁豆腐生クリームサワークリーム
ヨーグルト発酵バタークリームチーズ
粘土腐葉土石灰
カラメルコーヒー
醤油ヨード香蜂蜜
スモーク香カビタマネギ
熟成チーズその他

味わい(第一印象)

軽いやや軽いやや強い
強いその他

味わい(甘味)

弱い上品なまろやかな
ふくよかな強い
その他

味わい(酸味)

爽やかな優しい丸みがある
なめらかなきめ細かいシャープな
しっかりとした力強い
その他

味わい(苦味)

控えめ穏やかなコクを与える
旨味がある強い
その他

味わい(バランス)

スムースなハツラツとしたドライな
まろやかなねっとりとしたコンパクトな
フラットな芳醇な厚みのある
力強いその他

味わい(余韻)

短いやや短いやや長い
長いその他

テイスティングコメント

*個人の感想です

手にした瞬間から、鮮度の極みが伝わる。クリスタルシルバーの澄み渡る輝きは、まるで搾りたての一滴がそのまま閉じ込められたかのようだ。無色に近い透明感の奥には、これから広がる味わいの輝きが秘められている。

最初に感じるのは、朝の光が差し込むような清々しさ。グレープフルーツの弾けるような爽快感が、軽やかに広がる。そのあとを追うように、洋梨や白桃の甘やかさがやさしく寄り添い、メロンの瑞々しさがみずみずしいアクセントを加える。そこに新緑のような清涼感が吹き抜け、最後にふわりとヨーグルトのまろやかさが重なる。ひとつひとつの香りが交差しながら、まるで光がプリズムを通り抜けるように、時間とともに異なる表情を見せていく。

ふくよかで丸みのある甘みが、舌の上で静かにほどけていく。そこにシャープで繊細な酸が鮮やかな輪郭を与え、軽やかな余韻を生み出す。ほどよい苦みが全体に奥行きを加え、豊潤で厚みのある味わいが幾重にも重なりながら広がっていく。そのすべてが調和し、一瞬ごとに異なる輝きを放つ。やがて、七色の光がゆっくりと溶け合うように、甘み、酸、コクが繊細なバランスを描きながら、心地よいやや長めの余韻へと続いていく。

この一杯に閉じ込められたのは、ただのしぼりたてではない。見た目、香り、味わい、そのすべてが七色の輝きを放ち、飲むたびに異なる表情を映し出す。究極のしぼりたてが生み出す、唯一無二の光彩。その変化を追いかけるたび、日本酒の楽しさが無限に広がっていく。

まとめ

先日、日本酒検定1級を受験しました!結果はしばらく後ですが、自己採点ではギリギリ合格かなーって感じです。前回は不合格だったので、今回はぜひ合格したいところ。ドキドキしながら待つしかないですね。あと、YOMOYAMA NAGANOのスケジュールも発表されましたね。名古屋会場にボランティア参加予定ですが、出展される酒蔵さんが少し減っていてちょっと寂しい…。過去の体験記があるので、興味があれば読んでみてください!

さて、今回テイスティングしたのは「究極のしぼりたて」。いやー、これはすごかった。クリスタルシルバーの澄んだ輝きからして、もうフレッシュ感が伝わってくる。香りもグレープフルーツや白桃、新緑の爽やかさが重なって、まるで七色の光が揺らめくみたい。そして味わいは、ふくよかな甘みとシャープな酸が絶妙なバランスで、しぼりたてならではのエネルギッシュな厚みを感じる。飲むたびに表情が変わるから、ずっと楽しめる一本。

しぼりたての日本酒って、本当に楽しいですよね。鮮度の良さをダイレクトに感じられるし、同じ「しぼりたて」でも蔵ごとに個性が全然違う。これからの季節、いろんなしぼりたてを飲み比べてみるのも面白そう!

・20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
・お酒は適量を守ってお楽しみください。
・妊娠中や授乳期の飲酒は胎児・乳児の発育に悪影響を与える恐れがあります。

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