きき酒会からの流れで参加。試飲より「見る」楽しさに気づいた1日
全国日本酒フェア2026、行ってきました!!
管理人は午前中に公開きき酒会(第一部)に参加し、インターバルを挟んで午後の第三部から参加という、欲張りな1日スケジュールです🍶
きき酒会のレポートはこちらの記事でたっぷり語りましたが、フェアはまた全然違う顔を持つイベントでした。
全国日本酒フェアとは?
全国日本酒フェアは、日本酒造組合中央会が主催する日本最大規模の日本酒イベントです。
全国47都道府県の日本酒が一堂に集まり、各地のブースで試飲・購入ができます。
📍 2026年の開催概要
- 日程:2026年6月19日(金)・20日(土)
- 会場:東京・池袋サンシャインシティ ワールドインポートマートビル4F 展示ホールA
- 第一部(金)18:00〜20:30 / 第二部(土)10:30〜13:00 / 第三部(土)14:30〜17:00
- 各部定員1,500名・完全入替制
- 料金:一般5,000円 / U-39チケット2,000円(39歳以下限定)
きき酒会との「最強の組み合わせ」を考える
同日に両方参加する場合、順番の選択が重要です。
管理人はきき酒会(午前)→フェア(午後)の順で参加しました。結論から言うと、この順番で後悔はありません。
その理由を正直に話すと——
フェアでは、どうしても飲み込んでしまいます。
お祭りムードで熱気にあふれた会場では、吐き出しスタイルを維持するのが難しい。だからフェア→きき酒会の順にすると、酔いが回った状態できき酒会に臨むことになり、繊細なお酒の違いを感じる体験度が大幅に下がってしまいます。
きき酒会を真剣に楽しみたいなら、きき酒会を先にするのが正解です。
ただし——
関東在住で時間に余裕のある方へ: 前日(金曜)のフェア第一部に参加して、翌日(土曜)にきき酒会、という2日間スケジュールが最強です。それぞれ万全の状態で臨めます。
管理人は遠方からの参加のため、どうしても1日で両方こなすスケジュールになってしまいます。これが正直なところ😂
インターバルの過ごし方
きき酒会(〜13:00)とフェア第三部(14:30〜)の間には、約1時間半のインターバルがあります。
サンシャインシティ内には飲食店が充実しているので、この時間に昼食を取ることができます。ただし土曜日はイベント関係者以外のお客さんも多く、かなり混雑します。お店選びと時間には余裕を持っておくと安心です。
フェア会場に入った瞬間
展示ホールAに足を踏み入れた瞬間——きき酒会とは全然違う熱気が来ます。
きき酒会が「もくもくと集中してきき酒をする静謐な空間」だとすれば、フェアは完全にお祭りです。
定員1,500名(きき酒会の3倍)という規模の差はそのまま会場の賑やかさに直結していて、BGMあり・各ブースの呼び込みあり・あちこちで談笑ありの、日本酒版縁日のような空間。
正直な告白をすると——きき酒会でお酒を飲みすぎて(吐き出していても)、フェアでは試飲を楽しむ気になれませんでした😂
でも、それでも十分すぎるほど楽しめました。理由は次のセクションで。
各県ブースを「見る」だけでも面白い
フェアの醍醐味のひとつが、各都道府県ブースのデザインを眺めることです。
都道府県によってブースへの力の入れ具合が全然違って、見ているだけで飽きません。
佐賀県:バーカウンターの貫禄

佐賀県のブースはバーカウンタースタイルの内装で、他の県と一線を画すかっこよさでした。日本酒というよりクラフトカクテルバーのような雰囲気。佐賀の日本酒、改めて気になりました。
愛媛県:ピンクの浴衣がかわいい

蔵人さんがピンクの浴衣を着用していて、会場の中でもひときわ華やかな存在感。フェアはこういう「県の色」を出す工夫が見られるのも楽しいです。
京都府:ミニ酒樽ディスプレイ

ミニサイズの酒樽をずらりと並べたディスプレイが印象的でした。「京都らしさ」を空間で表現していて、思わず写真を撮りたくなるブースです。
秋田県:新政が試飲リスト外でサプライズ提供

公式の試飲リストには掲載されていなかった新政が、当日サプライズで提供されていたようです。その影響で秋田県ブースは大行列に。
試飲リストを事前確認するのはもちろん大事ですが、当日サプライズがあるというのもフェアの醍醐味のひとつ。「リストにない何か」に出会えるかもしれないという期待を持って参加するのも正解です。
共通して多かったのは——大きいオリジナルフラッグ
多くのブースが、壁面に大きなオリジナルフラッグを掲げていました。各県が趣向を凝らしたデザインで、フラッグを眺めて回るだけでも十分楽しめます。








歴代総理大臣の「國酒」揮毫色紙コーナー

個人的に一番「へえ!!」となったのがこのコーナー。
日本酒を「國酒」として認定・振興する取り組みの一環で、歴代総理大臣が「國酒」と書いた色紙が展示されています。
総理大臣だからといって、字が綺麗なわけではない。
これに気づいた瞬間、なんだか親近感がわきました😂 権力と書道の実力は別物だということが、色紙の並びを見るとよくわかります。
日本酒グッズコーナーとお猪口ストラップの話




フェア内には日本酒グッズを販売するコーナーもあります。
管理人が特におすすめしたいのが、お猪口ストラップ。
日本酒イベントに参加するなら、これはもはや必須アイテムと言っても過言ではありません。
なぜいいのか:
普通、きき酒中はお猪口を片手に持ち続けなければなりません。でもストラップホルダーにお猪口を装着すると、首から下げておけるので両手がフリーになります。
パンフレットを開くとき、写真を撮るとき、メモを取るとき——常に片手がふさがっていたのが解消されるだけで、体験のストレスがぐっと減ります。
しかも首から下げていると、日本酒イベント慣れした「上級者感」が漂う副次効果も😂
管理人は日本酒イベントに参加するときは必ず持参しています。
SAKE DISCOVERY KITCHEN(フード・おつまみコーナー)
フェアにはフードコーナーも充実しています。
- CHEESE STAND(渋谷のフレッシュチーズ専門店)— 日本酒に合うチーズを販売
- P144×シトラバ(池袋のクラフトビール店)— 焼き赤天・ブルーチーズポテサラなど
- 全国珍味商工業協同組合連合会— カラスミ・いぶりがっこチーズなど珍味各種
- 全国調理食品工業協同組合— おかかいわし・たらこ昆布など定番おつまみ
お酒だけでなく、食との組み合わせも楽しめるのがフェアならではです。
【要事前予約】清酒嗜好調査に参加してきた
フェアと同じ日程で、独立行政法人酒類総合研究所による清酒嗜好調査が別会場で実施されていました。管理人も参加してきました。
いくつか注意点があります。
- 事前予約制のため、当日の飛び入り参加はできません
- 調査内容のSNS等への公開は禁止されているため、詳細はお伝えできません
ただ、参加した感想だけ言わせてください。参加できてよかった!!
内容は数種類のお酒を飲んで、味の印象を点数で評価するというシンプルなもの。難しい知識は一切不要で、自分の感覚だけで答えられます。所要時間は約30分です。
そして何より面白いのが、評価が終わった後に「実はあのサンプルはこの銘柄でした」と教えてもらえること。
ブラインドテイスティング感覚で、自分の感じた印象と銘柄名が一致する瞬間の面白さは格別です。
来年もし機会があれば、ぜひ予約して参加してみてください。
フェアと「伝統的酒造り」コーナー
2024年にユネスコ無形文化遺産に登録された「伝統的酒造り」に関する展示コーナーもありました。
酒造ツーリズムの情報コーナーもあり、蔵見学やツアーの情報を入手することができます。日本酒イベントへの参加が、次の旅のきっかけになる——これも日本酒フェアの隠れた楽しみ方です。
セミナーが面白かった
フェア会場内では複数のミニセミナーが開催されていました。管理人は2つ参加してきました。
「自分は飲める体質かな?」セミナー(無料・随時参加)

アルコールと身体の関係を学び、体質判定パッチがもらえるセミナーです。自由参加なので気軽に立ち寄れます。「自分はお酒に強いのか弱いのか」を科学的に知れる機会はなかなかないので、ぜひ。講師は元・日本の酒情報館館長の今田周三氏。
チーズと日本酒のマリアージュ体験セミナー(整理券制・各回24名限定)

3種のお酒とチーズを実際にペアリングしながら「なぜ合うの?」「美味しくなるコツは?」を体験できるセミナーです。講師は日本のSAKEとWINEを愛する女性の会代表の友田晶子氏。
整理券はセミナースペース付近で配布されていました。あっという間になくなっていたので、参加したい方は開場と同時にセミナースペースへ向かうのが正解です。
管理人は会場を歩き回っているときにたまたま配布に出くわして参加できました。試飲に一目散で向かっていたら完全に見落としていたと思います。運が良かっただけ😂
【重要】事前に公式サイトを必ず確認すること
この記事を書きながら公式サイトを改めて確認したところ——
セミナーのスケジュール・各県の試飲予定リストが事前に公開されていました。
試飲リストには、各都道府県ごとに蔵元名・銘柄名が全て掲載されています。北海道から宮崎まで、出品する蔵元の顔ぶれを事前に把握できるわけです。「あの蔵が出る!絶対行く!」という事前チェックができれば、当日の動き方がまったく変わります。
管理人は当日の雰囲気で動いていたのですが、事前にこの情報をキャッチしておけば、もっと戦略的に、もっと充実した体験ができたはずです。
来年参加する方は、チケット購入後すぐに公式サイトのセミナー情報と試飲リストを確認することを強くおすすめします。これが最大の攻略法かもしれません。
きき酒会 vs フェア、どちらに行くべき?
両方参加してみての正直な比較です。
| 公開きき酒会 | 全国日本酒フェア | |
|---|---|---|
| 定員 | 500名 | 1,500名 |
| 雰囲気 | 静謐・集中型 | お祭り・賑やか |
| お酒の種類 | 約400種(鑑評会入選酒) | 各県代表銘柄 |
| 試飲スタイル | スポイト・吐出前提 | 自由 |
| 体験コーナー | プロトレーニング体験あり | グッズ・フード・展示あり |
| こんな人向け | お酒を真剣に比較したい | 日本酒全体を楽しみたい |
| チケット料金 | 一般5,000円 / U-39:2,000円 | 同左 |
どちらが上というわけではなく、楽しみ方の方向性が全然違います。
「日本酒を深く知りたい」ならきき酒会、「日本酒の世界を広く楽しみたい」ならフェア。
理想は両方。来年は2日間スケジュールで挑もうと、管理人はこっそり計画中です。
総評
フェアは「日本酒が好きな人が全力で集まる場所」です。
試飲を楽しもうと、ブースを眺めて回ろうと、グッズを買おうと、食を楽しもうと——どんな楽しみ方をしても正解になる懐の広さがあります。
管理人はきき酒会後で試飲をほぼできなかったにもかかわらず、それでも十分楽しめました。
日本酒好きなら、一度は足を運んでみてください。きっと来年も行きたくなるはずです🍶
編集後記
各県のブースを眺めながら、ふと思いました。
この会場にいる全員が、日本酒が好きで、日本酒のために池袋まで来ている。
それぞれ違う県のブースに並んで、違う銘柄を手に取っている。
日本酒という「共通言語」が、こんなにいろんな人をひとつの空間に集める力を持っているんだなと。
終わりなき日本酒の旅は、こういう場所から始まることが多いのかもしれません🍶
・20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
・お酒は適量を守ってお楽しみください。
・妊娠中や授乳期の飲酒は胎児・乳児の発育に悪影響を与える恐れがあります。
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