2026年9・10月 中部で行くべき日本酒イベント6選!東海・信州の秋の酒祭り完全ガイド🍶

夏の暑さが落ち着いてくると、日本酒界隈は一気に「秋モード」に切り替わります。

理由はもちろん「ひやおろし」。春に搾って夏の間じっくり熟成させたお酒が、まろやかな旨味をまとって出荷される——それが9月から10月にかけて、中部エリアで秋祭り級の日本酒イベントが連発する理由です。

前回の5・6月版では愛知・静岡・岐阜・福井の初夏イベントを紹介しましたが、今回はさらにスケールアップ。静岡の街を丸ごと使う超大型フェスから、名古屋のど真ん中の音楽×日本酒フェス、酒蔵をまるごと開放する秘蔵酒イベントまで、6つ厳選しました。

「中部でこんなに日本酒イベントがあるなんて知らなかった」と思ってもらえるはずです。この秋、飲みに出かけましょう🍶


目次

📅 9・10月 中部イベント早見表

#イベント名場所日程参加費
静岡県地酒まつり2026 in NUMAZU静岡県沼津市(プラザヴェルデ)9/6(日)¥3,500
地酒ストリート2026静岡市清水区(清水駅前銀座商店街)9/13(日)前売¥4,800〜(部制)
YOMOYAMA NAGANO 2026 長野会場長野市(ホテルメトロポリタン長野)9/24(木)前売¥3,000
秋酒祭 愛知~AUTUMN SAKE FEST 2026~名古屋市中区(久屋大通公園)10/3(土)・4(日)前売¥3,000〜
虎変披露祭2026(金虎酒造)名古屋市北区(金虎酒造)10/11(日)・12(月祝)¥2,000
秋酒祭 岐阜~岐阜の地酒に酔う 2026~岐阜市(金公園)10/24(土)・25(日)前売¥3,000〜

🍶 各イベント詳細

① 静岡県地酒まつり2026 in NUMAZU

📅 2026年9月6日(日)受付13:30〜/開宴14:00〜閉宴16:00|🏠 プラザヴェルデ キラメッセぬまづ 多目的ホール1(静岡県沼津市大手町1-1-4)

静岡県酒造組合が毎年、県の東部・中部・西部を巡回しながら開催している「静岡県地酒まつり」。2026年の開催地は東部・沼津です。

会場では静岡県内22蔵のお酒が一堂に会し、無料試飲を楽しめます。おつまみ・お料理は会場内のフードチケットで購入するスタイル。同時開催される「全国利き酒選手権 静岡予選会」も見どころで、静岡の酒質の高さを支える技術力を間近で感じられるイベントです。

実は管理人も、以前この予選会に挑戦したことがあります。結果はギリギリ入賞ライン。制限時間は短く、出品されたお酒はほぼ純米酒だけだったという記憶があり、香りの華やかさに頼れない分、旨味や酸味の微妙な違いを読み分ける必要があって、かなり手強い戦いでした😂 腕に自信のある方は、地酒まつりと合わせて挑戦してみるのも面白いかもしれません。

  • 参加費: ¥3,500(税込)
  • チケット: イープラスのみで取り扱い
  • 主催: 静岡県酒造組合

静岡は「名水と職人の技術」で知られる日本酒どころ。お茶のイメージが強い方こそ、一度この規模で飲み比べてみてほしいです。

🔗 詳細: 静岡県酒造組合 公式サイト


② 地酒ストリート2026 ⭐ 全国62団体・約360種が清水に集結!

📅 2026年9月13日(日)12:00〜17:00(14:00〜15:00は休憩、飲食店は営業)|🏠 清水駅前銀座商店街(静岡市清水区)

久保山酒店が主催する、静岡・清水の一大酒イベント。今年で第5回目を迎えます。

規模がとにかく圧巻で、北海道から鹿児島まで全国62の蔵元が、静岡の港町「清水」に大集結。日本酒だけでなく焼酎・ウイスキー・ワイン・ジンまで含めておよそ360種類が時間内で楽しめます。ラインナップには獺祭・八海山・東洋美人といった全国区の銘柄から、地元静岡の臥龍梅・正雪・志太泉・杉錦まで幅広く並びます。

  • チケット: 第一部(12:00〜14:00)/第二部(15:00〜17:00)前売¥4,800(各限定1,000枚)・当日¥6,000/1日券 前売¥7,000(限定600枚)・当日¥8,000/当日サク飲みチケット(6杯分)¥3,500
  • 前売り販売開始: 2026年8月1日(土)10:00〜
  • アクセス: JR清水駅 西口(江尻口)徒歩1分

商店街全体がひとつの酒場になる高揚感は、他のイベントではなかなか味わえません。当日券も若干数用意されるようですが、行くと決めているなら前売り購入がベストです。

注目は田酒・黒龍・鍋島・仙禽あたりの有名蔵。特に而今は、前年(2025年)大行列だったという話を管理人も聞いています。今年も参加予定とのことなので、狙っている方は開場直後から並ぶ覚悟をしておいたほうがよさそうです。

実は管理人も今年、このイベントに参加予定です🍶 現地の熱気、レポートできたらいいなと思っています。

💡 管理人のTips: 地酒ストリートではボランティアスタッフも募集しています。飲むだけじゃない、違った角度からイベントを楽しみたい方は、詳しくは公式ホームページをご確認ください。

🔗 詳細: 地酒ストリート公式サイト


③ YOMOYAMA NAGANO 2026 長野会場

📅 2026年9月24日(木)第1部 13:30〜16:00/第2部 16:30〜19:00(完全入替制)|🏠 ホテルメトロポリタン長野(長野市南石堂町)

長野県酒造組合が主催する「YOMOYAMA NAGANO」は、長野県内の酒蔵が一堂に集まり、各蔵自慢のラインナップを試飲しながら造り手の説明を直接聞ける贅沢なイベント。2026年は東京(5/12)・大阪(7/16)に続く3回目の開催地が、地元・長野です。

長野会場の出展蔵は公式サイト掲載分だけで56蔵。地元の長野開催らしく、出展蔵数は東京・大阪会場よりも手厚いラインナップになっています。当ブログでレビュー済みの真澄(宮坂醸造)、本金「Smooth!」(酒ぬのや本金酒造)、大信州(大信州酒造)も出展予定です。

  • 入場料: 前売¥3,000・当日¥3,500(酒販店・飲食店・一般共通)
  • チケット: イープラスにて販売中
  • 注意: 第1部・第2部の完全入替制。チケットの部を間違えないよう要確認

長野の蔵人たちが、東京・大阪への出張を終えて地元で全力を出し切る回。県内の酒を深掘りしたい方には、これ以上ない機会です。

なお、当日ボランティアスタッフの募集はすでに締め切り済み。毎回人気が高く、今回は抽選での選出だったようです。管理人の予想ですが、この人気ぶりだと今後は他会場のボランティアも抽選方式が広がっていくかもしれません。参加を考えている方は、募集開始のタイミングを早めにチェックしておくのがよさそうです。

🔗 詳細: 長野県酒造組合 公式サイト


④ 秋酒祭 愛知~AUTUMN SAKE FEST 2026~ ⭐ 東海地区最大級!

📅 2026年10月3日(土)・4日(日)11:00〜20:30(20:00 ラストオーダー)|🏠 久屋大通公園 エディオン久屋広場(名古屋市中区栄)

愛知県酒造組合とZIP-FMが2017年から共催してきた「秋酒祭」。コロナ禍を経て、毎年2日間で約7,000名が参加する東海地区最大級の日本酒試飲イベントに成長しました。

愛知27蔵が出店し、蓬莱泉(関谷醸造)・國盛(中埜酒造)・義侠(山忠本家酒造)・虎変(金虎酒造)など、東海の実力蔵が名古屋の中心部に集結。会場ではZIP-FMのライブステージや公開録音も行われ、「音楽×お酒」というシチュエーションでお酒ライトユーザーも楽しみやすい作りになっています。

  • チケット: 前売スターターセット¥3,000〜(コイン10枚・お猪口・リストバンド)/当日券¥3,600
  • 主催: 愛知県酒造組合/ZIP-FM 後援: 中日新聞社/名古屋市
  • アクセス: 地下鉄「矢場町駅」徒歩1分/「栄駅」徒歩3分

栄のど真ん中というアクセスの良さも魅力。名古屋駅からも地下鉄一本で行けます。

🔗 詳細: 秋酒祭 愛知 公式サイト


⑤ 虎変披露祭2026(金虎酒造)⭐ 蔵の中でジャズ×ナゴヤカブキ!

📅 2026年10月11日(日)・12日(月・祝)10:00〜16:00|🏠 金虎酒造株式会社(名古屋市北区山田三丁目11-16)

弘化二年(1845年)創業の老舗・金虎酒造が、秋の酒蔵開放として毎年開いている「虎変披露祭」。蔵そのものを開放し、秘蔵酒・限定酒を試飲できる貴重な機会です。

イベントは試飲だけにとどまりません。11日は「金虎ジャズ」としてYUUKI HARUNA Quintetによる生演奏、12日は名古屋山三郎一座による特別公演「赤穂47Revengers」に加え、2026 Miss SAKE愛知・Mrs SAKE JAPAN・Mr SAKE JAPANが揃い踏みするステージも予定されています(ステージ観覧は無料)。

  • 入場料: ¥2,000(ドリンクチケット5枚・水ペットボトル500ml・オリジナルグラス付)
  • その他コンテンツ: 熱燗、日本酒カクテル、手裏剣射的、投扇興、おつまみ出店多数
  • ドレスコード: 「虎」柄の装いで来場すると特典あり(任意)
  • 注意: 当日は駐車場・自転車での来場不可。公共交通機関を利用

酒蔵の中で試飲しながら舞台を楽しむという、他のイベントにはない一日がかりの体験になりそうです。

🔗 詳細: 金虎酒造 公式サイト


⑥ 秋酒祭 岐阜~岐阜の地酒に酔う 2026~

📅 2026年10月24日(土)11:00〜18:30(18:00 ラストオーダー)/25日(日)11:00〜17:30(17:00 ラストオーダー)|🏠 金公園 特設会場(岐阜市金町)

秋酒祭シリーズの岐阜版。岐阜県酒造組合連合会とZIP-FMが2023年に始め、2026年で4回目を迎えます。

岐阜30蔵が出店し、県内最大級の日本酒の祭典に。出展蔵には5・6月版でも紹介した御代桜醸造(美濃加茂市・御代櫻)の名前もあり、「春の蔵開きに行けなかった」という方が改めて出会うチャンスにもなりそうです。岐阜の伏流水と豊かな風土が育む、個性豊かな地酒がずらりと並びます。

  • チケット: 前売スターターセット¥3,000〜(コイン10枚・お猪口・リストバンド)/当日券¥3,600
  • 主催: 岐阜県酒造組合連合会/ZIP-FM 協賛: JR東海
  • アクセス: JR岐阜駅 中央北口より徒歩11分/名鉄岐阜駅 中央口より徒歩9分

岐阜駅から徒歩圏内、柳ケ瀬商店街にもほど近い緑豊かな会場。秋酒祭シリーズを愛知・岐阜の2会場ハシゴする猛者もいるかもしれません。

🔗 詳細: 秋酒祭 岐阜 公式サイト


📣 番外編:JUNMAI SAKE WEEK NAGOYA 2026にも要注目

今回の6選には含めていませんが、名古屋・中部電力 MIRAI TOWER下(旧・名古屋テレビ塔、久屋大通公園レイヤードヒサヤオオドオリパーク内)で開催されている純米酒専門イベント「JUNMAI SAKE WEEK NAGOYA」も要チェックです。2026年は第3回目の開催が決定しており、10月31日(土)〜11月3日(火・祝)の4日間、11:00〜21:00(予定)で行われます。

日本全国から厳選された50蔵以上が参戦予定という、純米酒だけを集めた他に類を見ないイベント。出店蔵元は9月頃から順次発表、チケットも9月上旬頃から前売り販売スタート予定とのことなので、公式Instagramをフォローしておくと発表を見逃しません。

🔗 詳細: JUNMAI SAKE WEEK NAGOYA 公式サイト / 公式Instagram


🔰 秋の中部イベント、知っておきたいこと

① 「ひやおろし」は秋だけの顔を持つお酒

春に搾って夏を越して熟成させたお酒が、二度目の火入れをせず出荷されるのが「ひやおろし」。新酒とはまた違う、角の取れたまろやかな旨味を楽しめます。火入れ・生酒の違いが気になる方は、ラベルの「生」ってどういう意味?の記事もあわせてどうぞ。

② 前売り枚数限定のイベントは早めの行動を

地酒ストリートのように「前売り限定〇〇枚」というイベントは、販売開始日を逃さないことが肝心です。特に人気の高い部(12時台など)から先に埋まる傾向があるので、行くと決めたら早めにチェックしておきましょう。

③ 酒蔵開放系は駐車場なし・車での来場不可がほとんど

虎変披露祭のように、酒蔵そのものを会場にするイベントは駐車場が用意されていないことが多いです。最寄り駅からのアクセスや公共交通機関の時刻を事前に確認しておきましょう。


まとめ:どれ行くか迷ったら

管理人のおすすめ順はこうなります。

  1. とにかく規模で選ぶなら → 地酒ストリート2026(全国62団体・約360種)
  2. 東海最大級のフェス感を楽しみたいなら → 秋酒祭 愛知(2日間で約7,000名参加)
  3. 地元蔵をとことん深掘りしたいなら → YOMOYAMA NAGANO 長野会場(56蔵)
  4. 蔵の空気ごと非日常を味わいたいなら → 虎変披露祭2026(ジャズ×ナゴヤカブキ)
  5. 静岡の酒質を丁寧に味わいたいなら → 静岡県地酒まつり2026(22蔵・利き酒選手権同時開催)
  6. 岐阜の伏流水系の地酒を開拓したいなら → 秋酒祭 岐阜(30蔵)

2026年5・6月版、そして同時期の2026年9・10月 関西版とあわせて読めば、この秋どのエリアに飲みに出かけるか、選択肢がぐっと広がります。

イベントで気になる銘柄に出会ったら、テイスティング完全ガイドで香りや味の感想を言葉にする練習をしておくと、蔵元さんとの会話がぐっと弾みます。

この秋も、たくさんの「知らない蔵元との出会い」に恵まれますように🍶


🍶 お酒を呑み終えて

今回リサーチしていて驚いたのは、静岡・長野・愛知・岐阜と、9月から10月にかけて毎週末のようにどこかで大型イベントが開催されていたことです。

中部エリアは東西に長く、静岡は東海道、長野は信州、愛知・岐阜は名古屋圏——それぞれ文化も酒質も違う。なのに「秋あがりの酒を、秋空の下で楽しむ」という一点では、みんな同じテンションで盛り上がっている。

地元の酒蔵が本気で年に一度の祭りを作っている熱量は、規模の大小に関わらずどのイベントにも共通していました。中部を横断してハシゴするもよし、気になるひとつにじっくり浸るもよし。

今年の秋は、中部を日本酒で巡ってみましょう🌿

・20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
・お酒は適量を守ってお楽しみください。
・妊娠中や授乳期の飲酒は胎児・乳児の発育に悪影響を与える恐れがあります。

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