日本酒テイスティング完全ガイド|初心者でも”言葉にできる”楽しみ方

日本酒テイスティング完全ガイド|初心者でも”言葉にできる”楽しみ方

みなさん、日本酒ライフ楽しんでますか?🍶

「この日本酒おいしい!!」

……で、どうおいしいの?と聞かれると急に黙る。あるあるですよね??

「フルーティー…かな?」「辛口…なのかな?」って、なんとなくの言葉でごまかしてた時期が長かった!!

でもね、テイスティングのコツを知ってからは世界が変わりました。

  • 「なんとなく美味しい」が「こういう理由で自分好み」に変わる。
  • 酒屋さんで「こんな感じのが好きなんですけど」って伝えられるようになる。
  • SNSでのレビューも、ちゃんと書けるようになる。

この記事では、SAKE Diploma挑戦中の僕が、初心者でもすぐ実践できるテイスティングの方法をお伝えします!


目次

テイスティングって何?「なんとなく美味しい」を卒業しよう

テイスティングって聞くと、ソムリエがワインをくるくる回してる姿を想像しません?なんかカッコつけてる感じ…って思う人もいるかもしれない(笑)

でも実は、テイスティングって「お酒をちゃんと観察すること」なんです。

  • 目で見る
  • 鼻で嗅ぐ
  • 舌で味わう
  • 余韻を感じる

普段なんとなくやってることを、意識的にやるだけ。それだけで「このお酒の特徴は○○だな」って言葉にできるようになります!

SAKE Diplomaでも使われる技術

テイスティングはSAKE Diploma(日本ソムリエ協会主催)の二次試験でブラインドテイスティングとして出題されるプロスキルです。でも!試験対策みたいな堅苦しいことをする必要はありません。この記事で紹介する基本ができれば、日常の日本酒がもっと楽しくなる。それが一番大事!!


テイスティングの3ステップ

テイスティングは、基本的にこの順番で進めます。

  • 外観を見る(色・透明度・粘性)
  • 香りをかぐ(上立ち香・含み香)
  • 味わう(甘味・酸味・旨味・苦味・余韻)

① 外観を見る(色・透明度・粘性)

まずはグラスに注いだ日本酒をよく見てください。

【色】 日本酒は透明だと思ってません?実は、よく見ると…

  • 無色透明 → 若いお酒、フレッシュ
  • 淡い黄色 → やや熟成が進んでいる
  • 黄金色・琥珀色 → 長期熟成酒(古酒)
  • 白く濁っている → にごり酒、おりがらみ

【粘性(とろみ)】 グラスを傾けて戻したとき、内側を伝う「脚(あし)」を見ます。さらさら流れる → 軽快なタイプ、ゆっくり流れる → 濃醇なタイプ。


② 香りをかぐ(上立ち香・含み香)

上立ち香(うわだちか) グラスを鼻に近づけたとき、最初に感じる香りです。花や果物の香りが来ることが多く、吟醸系の酒では特に華やかに感じます。力強く吸い込みすぎると嗅覚が疲れるので、やさしく2〜3回スニッフ(鼻先でクンクン)するのがコツです。

含み香(ふくみか) お酒を口に含み、鼻に抜けてくる香りです。上立ち香とは違う風味が現れることも多く、旨味や米の甘みが感じられます。


③ 味わう(甘味・酸味・旨味・苦味・余韻)

要素 感じる場所・ポイント
甘味 舌の先端。フルーティーな飲み口や米の甘みとして感じる
酸味 舌の側面。生き生きとした酸味はキレを演出
旨味 舌全体。アミノ酸由来のコクや奥行きを感じる要素
苦味 舌の奥・喉元。後味として現れる
余韻 飲み込んだ後に残る風味の長さ

実際に試すときは、少量(5〜10ml程度)を口に含んで10〜15秒ほどキープしながら、上の5要素を順番に意識してみてください。


香りの表現方法|「りんご? バナナ?」を言葉にするコツ

吟醸香とは

吟醸香(ぎんじょうか)とは、吟醸造りによって生まれる、フルーティーで華やかな香りのことです。低温でゆっくり発酵させることで、酵母が「カプロン酸エチル(りんご・メロン系)」や「酢酸イソアミル(バナナ系)」といった香気成分を生み出します。

「吟醸酒なのにどの果物に似てるのか言えない…」という方は、まずりんご・メロン・バナナ・白桃・洋梨の5種を意識するだけで劇的に言語化しやすくなります。

よく使う香りの表現一覧

カテゴリ 具体的な表現例 代表的な酒のタイプ
🍎 果実系 りんご、洋梨、メロン、白桃、グレープフルーツ 吟醸、大吟醸
🌸 花系 白い花、ジャスミン、スミレ 吟醸系
🍌 バナナ・トロピカル バナナ、パイナップル、マンゴー 酵母違いで出やすい
🥛 乳酸・ヨーグルト系 ヨーグルト、チーズ、乳酸飲料 生酛・山廃、どぶろく
🌾 穀物・米系 蒸し米、麹、ナッツ 純米酒全般
🪵 木・スパイス系 木材、ヴァニラ、シナモン 古酒、樽酒
🍯 熟成系 干し柿、カラメル、醤油 古酒(熟成酒)

味わいの4タイプ|薫酒・爽酒・醇酒・熟酒

タイプ 特徴 代表的な酒
🌺 薫酒(くんしゅ) 吟醸香が高く、華やかでフルーティー 大吟醸、吟醸酒
💧 爽酒(そうしゅ) すっきりと軽快。キレが良く飲み飽きない 本醸造、普通酒、淡麗な純米酒
🍶 醇酒(じゅんしゅ) 米の旨味・コクが豊か。食中酒の王道 純米酒、山廃・生酛系
🍂 熟酒(じゅくしゅ) 長期熟成由来の複雑な香味 古酒(熟成酒)

「甘くてフルーティーが好き」なら → 薫酒から。「すっきりして飲みやすいのが好き」なら → 爽酒を。「食事と一緒に楽しみたい」なら → 醇酒が最強。


テイスティングシートを使ってみよう

「テイスティングの流れはわかった。でも、いざやると忘れちゃう…」

そこで役立つのがテイスティングシートです。

  • 外観(色・透明度)
  • 香り(上立ち香・含み香)
  • 味わい(甘味・酸味・旨味・苦味)
  • 余韻
  • 総合評価

僕が普段使っているテイスティングシートの詳しい使い方はこちら → テイスティングシートの用語解説|「清澄度」「バランス」「余韻」ってどう判断する?


おすすめの酒器とグラス

蛇の目猪口(じゃのめちょこ):底に青と白の二重丸がある白い猪口。色がわかりやすいですが、香りは取りにくい。

ワイングラス:初心者は、まずワイングラスがおすすめ!! 香りが取りやすいので、テイスティングの練習に最適です。慣れてきたら蛇の目猪口も試してみてください🍶


まとめ|テイスティングで日本酒がもっと楽しくなる

テイスティング3ステップ

  • 外観を見る → 色・透明度・粘性をチェック
  • 香りをかぐ → 上立ち香と含み香を意識
  • 味わう → 甘味・酸味・旨味・苦味・余韻

覚えておきたいこと

  • 正解・不正解はない(自分の感覚を大切に)
  • 言葉にすることで記憶に残る
  • 続けるほど上達する

最初は「よくわからない…」で全然OK!!続けていくうちに「あ、この香り前にも嗅いだことある」「このタイプ、好きかも」ってわかるようになります。テイスティングシートを使いながら、ぜひ実践してみてください🍶✨


・20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
・お酒は適量を守ってお楽しみください。
・妊娠中や授乳期の飲酒は胎児・乳児の発育に悪影響を与える恐れがあります。

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