日本酒好きにとって、蔵元を訪問するというのは特別な体験です。でも「蔵見学ってハードル高そう…」と思っている方、安心してください。
長野県上諏訪には、たった500mの距離に5つの酒蔵が立ち並ぶという、日本酒好きにとってはちょっと異次元なエリアがあります。
その名も「諏訪五蔵酒蔵めぐり」。
3,000円のごくらくセットを手に入れて、5つの蔵を自由に飲み歩くという、このシステムがとにかく最高でした。2026年4月、奥さんと一泊旅行で行ってきたので、リアルレポートをお届けします!!
諏訪五蔵めぐりとは?
上諏訪の甲州街道沿いに、舞姫・麗人・本金・横笛・真澄という5つの酒蔵が500m以内に密集しています。
ごくらくセット(3,000円)を購入すれば、各蔵で4〜5種類の試飲ができ、オリジナルグラスや巾着袋、ステッカーなどが付いてきます。所要時間は、ゆっくり回って約2〜3時間ほど。
ごくらくセットは各蔵で購入でき、決済方法は蔵によって異なります。念のため現金も少し持参しておくと安心です。
⚠️ 重要なお知らせ: 訪問時に値上げの告知を発見しました!現在3,000円のごくらくセットが近々値上がりするとのこと。行くなら値上げ前がおすすめです!!
5蔵それぞれのリアルな感想
訪問した順番は、真澄→横笛→本金→麗人→舞姫。全蔵コンプリートしてきました🎉
🏆 真澄(MASUMI)|圧倒的な貫禄、いきなりクライマックス

最初に訪れたのが真澄。いきなりやられました。
5蔵の中でもダントツに立派な構え。試飲専用の部屋が設けられていて、お酒以外のグッズも充実しており、まさに「観光地として完成されている蔵元」という印象です。
そして何より心を掴まれたのが、樹齢200年の松を眺めながらの試飲。歴史の重さを感じながら口にするお酒は、味わいも一層深くなるような気がしました(管理人の気のせいかもしれませんが、それでいい)。
日本酒はもちろん間違いのないおいしさ。梅酒や甘酒もレベルが高く、お酒が苦手な方でも楽しめる懐の深さがありました。
真澄のお酒をもっと味わいたい方は、こちらのレビュー記事もどうぞ🍶
🏠 横笛(伊東酒造)|こぢんまりとした蔵ならではの掘り出し物

真澄の次に横笛へ。正直に言います、最初は「あれ、小さいな…」と感じました😂 5蔵の中では最もこぢんまりとした規模感で、真澄の直後だったこともあって規模差に戸惑ったのも事実。
でも侮るなかれ!!管理人が訪れたときは、美山錦(みやまにしき)と山恵錦(さんけいにしき)の飲み比べが楽しめました。
「美山錦」は長野を代表する酒米、「山恵錦」は長野県が開発した比較的新しい酒米(2020年に品種登録)。ラインナップはシーズンによって変わることもありますが、酒米違いで味を比べられる機会があれば、ぜひ試してみてください。酒米についてもっと知りたい方は、ラベルの呪文を解読する記事も参考にしてみてください!
✨ 本金酒造|道を渡ればもう次の蔵。密集度に思わず笑う

横笛を出て道路を渡ると、そこにはもう次の蔵・本金が。
「近い!!近すぎる!!」
管理人は以前、灘五郷(神戸の有名な酒どころ)の蔵めぐりも経験したことがあります。あちらは徒歩10〜15分かけて移動する感じでした。でも諏訪五蔵の密集度は、灘五郷とは比にならないほど。「道を挟んで向かいに蔵がある」という状況は、初めて体験するとちょっと笑えます😄
そして本金で出会ったのが、長野R酵母を使用した「smooth!」。名前のまんま、なめらかでするっと入ってくる飲み心地がたまらない一本でした。あまりにも気に入ったので購入して帰りました!!後日テイスティングレポートを公開予定ですので、お楽しみに。
🍺 麗人酒造|うれしい誤算!クラフトビールまで飲める蔵

真澄の次に「整っている」と感じたのが麗人。売り場の雰囲気も落ち着いていて、ゆったりと試飲が楽しめました。
そしてここで予想外の展開が。クラフトビールの取り扱いがあり、試飲コースに含まれていたんです!!
日本酒蔵でクラフトビールが飲める。これは「うれしい誤算」以外の何物でもありません。「日本酒はちょっと苦手…」という同行者がいる場合でも、麗人なら安心して連れてこられます。奥さんも喜んでいました🍺
🌾 舞姫酒造|ラストを締める、安定の地元蔵

最後に訪れた舞姫は、地元の酒蔵の売店らしい落ち着いた雰囲気。派手さはないけれど、地に足のついた安定感がありました。
試飲の中で特に印象的だったのが、山恵錦×アルプス酵母の組み合わせ。長野の風土を感じさせる、すっきりとした旨味がありました。横笛でも山恵錦を試飲していたので、「同じ米でも蔵が違うとこんなに変わるんだ」という発見もあり、飲み比べの醍醐味を最後まで堪能できました。
「これが驚きだった!」コーナー

正直、行く前に「蔵が近い」とは知っていたんです。でも実際に歩いてみたら、想像の3倍は近かった。
道を渡ったら次の蔵、少し歩いたらもう次の蔵、もはや「移動」という感覚がない。日本酒好きにとってはある種のユートピアというか、「こんな場所が存在していいの?」という感動がありました。
初参加者へのアドバイス

経験を踏まえて、役立つ情報をまとめます。
📍 回る順番について 電車・タクシーを利用する場合は、真澄→(横笛・本金・麗人)→舞姫の順に回ると、最後に上諏訪駅に向かいやすくておすすめです。
🚗 車で行く場合 飲酒運転防止のため試飲ができない運転手の方も安心してください。各蔵でカップ酒をお土産としてもらえる制度があるようです(要確認)。ドライバーもきちんと楽しめます。
💴 支払い方法 ごくらくセットの購入方法は蔵によって異なります。念のため現金も用意しておくと安心です。
🛒 ついでに立ち寄りたいスポット 上諏訪駅前には、長野のローカルスーパー**「ツルヤ」**があります。長野県産の食材や地元商品が充実していて、日本酒のアテになりそうなものがたくさん。お土産探しにも最適です。
また、上諏訪駅構内には足湯があるという情報も(管理人は時間の都合で未確認。ネットの情報です)。蔵めぐりの締めに足湯でゆっくり、という過ごし方も良さそうです。
🔗 公式サイト一覧
| 蔵元 | 公式サイト |
|---|---|
| 諏訪五蔵めぐり(ごくらくセット情報) | nomiaruki.com |
| 真澄(宮坂醸造) | masumi.co.jp |
| 横笛(伊東酒造) | yokobue.co.jp |
| 本金酒造 | honkin.net |
| 麗人酒造 | reijin.com |
| 舞姫酒造 | maihime.co.jp |
まとめ|日本酒好きなら一度は行くべき場所

諏訪五蔵めぐり、最高でした。
3,000円で5蔵の試飲ができて、オリジナルグラスまでもらえる。コスパという言葉では足りないくらい、充実した体験でした。蔵ごとの個性の違い、同じ酒米でも蔵が違えば味が変わること、そういった「日本酒の奥深さ」を体で理解できる場所です。
日本酒に慣れ始めた方にも、もっと詳しく知りたい方にも、全力でおすすめします!!
日本酒のテイスティングをもっと楽しみたい方は、テイスティング完全ガイドもぜひ参考にしてみてください🍶
⚠️ 繰り返しになりますが、ごくらくセットは値上げの告知が出ていました。行くなら早めに!!
🍶 管理人の独り言
4月27日、朝から小雨でした。
「天気悪いかな」と思いながら奥さんと車に乗り込んで、雨の中を高速道路で諏訪へ。SAに寄るたびにテンションが上がる、あの感じ。これ、わかりますよね?蔵めぐりをしている途中から晴れ間が広がってきて、最後はいい天気の中を歩き回ることができました。
日本酒をきっかけに旅に出られる、というのが管理人にとって最大のご褒美なんだと、諏訪に向かいながら改めて思いました。
翌日は、知り合いの画家さんが八ヶ岳倶楽部で個展を開いていたので、絵を見に行くというおまけ付き。さらに帰り道、山梨県の七賢(山梨銘醸)にも立ち寄ってきました。日本酒と芸術と、信州・甲州の自然と。欲張りすぎな二日間でした(七賢については別途レポート予定です!)。
ちなみに宿泊はカンデオホテル茅野。和歌山旅行でも利用したお気に入りのホテルです。このホテルで一泊できるから泊まりの旅に踏み切れる、という不思議な動機づけも、日本酒旅ならではかもしれません。
また来年も行きたいな、と思っています。次は足湯までちゃんと確保して😄


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